<第7回 日照時間の話 >
11月26日火曜日、本日アンカレッジの日ノ出は9:32AM、日没は3:59PM、日照時間は6時間26分、前日より4分14秒昼が短くなりました。日本に比べるとずいぶん日が短いですが、冬至まで約1ヶ月、日照時間はまだまだ減り続け、5時間半にまで縮まります。冬至を過ぎれば日はどんどん長くなり夏至にはなんと19時間21分にまで延びるのです。なんと極端な場所なのでしょう!しかしその傾向は北へ行けば行くほど強く、オーロラ観測のメッカ、フェアバンクスでは、なんと1日平均6分ずつ日照時間が変わります。1日6分といえば10日で1時間、1ヶ月で3時間、夏至から冬至までの6ヶ月でなんと18時間も日照時間が減ってしまうのです
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先日カーラジオからバローでは今日から太陽が出なくなるというニュースが流れてきました。北米大陸最北端の町バローは北緯71度。北極圏のこの町では、11月18日か1月24日まで67日間太陽がまったく顔を出しません。いわゆる白夜の反対で「極夜」と呼ばれる現象です。太陽が出ないといっても、一日中真っ暗というわけではなく、正午ころは夜明け前のように南の地平線からほんのり明るくなります。それでも2ヶ月間日光を浴びられない生活というのはやはりきついでしょう。私はたった2日間だけ冬のバローで過ごしましたが、やたらと眠く気が付くとベッドに横になっていました。
バローでなくても、日の短い冬のアラスカでは気持ちも沈みがちです。時間とお金もある人たちは、太陽を求めてハワイだとかフロリダ、メキシコなどにバケーションに出かけます。また、出かけなくてもこの時期はイベントが盛りだくさん。10月末のハロウィーン、11月末のサンクスギビングデー、そして12月のクリスマスと町はにぎやかに。家や街路樹がイルミネーションで飾られてもっとも美しくなるのもこの時季なのです。そして何より夏の間見られなかった星空と、夜空に舞うオーロラを見られるのがこの季節。熊のように冬眠するわけににはいかないので、冬ならではの楽しみ方をしたいものです。

冬の夕暮れのフェアバンクス 北極圏の太陽 冬のハイウェィ