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アラスカ便り

 

 

 

<第3回 凍った湖に穴を開けて、、、、アイスフィッシングが面白い!>

 

「アラスカといえば・・・・?」と尋ねられたら、オーロラより氷河よりも[鮭!」と答える人 の方が多いとのではないでしょうか。そう、アラスカは世界有数の鮭の漁場であり、サーモンフィッシングのメッカでもあります。鮭を釣るためにわざわざアラスカまでやってくる人もいるくらいです。しかしそれは5月末から9月までの夏の話。ところがこの真冬でも鮭をつることができるのです!

 

その方法はアイスフィッシング。凍った湖に穴を開け、そこから糸を垂らし魚がかかるのを待つ、そう、ワカサギ釣りみたいなものなのです。この時期フェアバンクス周辺の湖はみな氷の厚さが7、80センチにもおよび、なんと車ではしってもびくともしません。そこで車で良いポイントまで行き、ドリルで穴を開けてます。直径20センチほどの穴が開いたら、削られた氷(まるでかき氷!)で小山を作り釣竿を立てられるようにします。それから玉じゃくしのようなもので、穴に浮いている氷をすくいます。そうしないと氷はみるみるうちに氷始めるからです。

 

さて穴の準備ができたら次は釣竿、といっても長さ50センチくらいの棒に糸がついているだけの子供のおもちゃみたいなものですが、細い釣り針の先に小エビ、イカ、芋虫みたいななにかの幼虫、イクラ(!)などのエサをつけ、穴からそ〜っと糸を下ろしていきます。するとやがて糸は底に届き、そこから約20センチのところにエサがくるように、糸をやや引き上げます。そして竿を小山に立てたら、これでセッティング終了。あとはのんびり、時々玉じゃくしで氷をすくいながら糸がぴくぴく引くのを待つばかりです。

 

ところがどっこい、場所と時間と運さえ良ければ、のんびり待つどころか、いきなり引きがくることも!糸がくっと下に下がったら、一気に引き上げるとそこには体長20〜30センチの海に行く前のシルバーサーモン、きれいなレインボートラウト、ピンクの斑点のあるアークティックチャーなどなどが。時には40〜50センチもの大物が釣れることもあります。釣り上げた魚はその辺にほおっておけば天然の冷蔵庫に。新鮮は魚の手に入りにくいフェアバンクスで、ちょっと夕食のおかずにを捕りに、と気軽に出かけられるアイスフィッシング、皆さんも体験してみませんか?         (1月24日  ベッキ−)

 

 

      

   真剣に氷に開けた穴を見つめる釣り人        釣り上げられ自然に凍った魚たち

 

 

バックナンバー

 

第1回  へインズの白頭鷲

第2回  雲のように柔らかいキヴィユートの魅力

第4回  凍った川を渡って近道!!アイスブリッジのこと

第5回  春だ!5月だ!フーリガンだ!

第6回    日照時間の話

第7回    ハーディング氷原ハイク日記

第8回  オーロラを見ながら、ふと思った「たあいの無い」こと

第9回  ヤザケン日記−熊に遭遇

第10回 アラスカの風物詩(?) ムース(ヘラジカ)

第11回 アラスカの野花ーヤナギラン

第12回 これであなたもアラスカン !!

第13回 ブッシュライフのいざない

第14回 北極圏へのいざない

第15回 ネナナ・アイスクラシック

第16回 サーモンフィッシングのすすめ その@ 

第17回 サーモンフィッシングのすすめ  そのA

第18回 バードウォッチングのすすめ

 

 

 

 

 

 

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